塩坂越
どうすればこの名前を「しゃくし」と呼ぶのだろう。以前、「福井県の峠のルーツ」を読んでいて一番インパクトのある名前だと思っていた。当て字にしても訛りが転化したとしてもこの名前にはならないはずだ。ひょっとして、間違って記憶していただけなのだろうか?
でも、付近の道標にはsyakushiというローマ字が描かれていた。少し安心した。
入り口は新旧トンネルへの分かれ道となっている。塩坂越トンネルは常神半島への重要な生活道路で、この道が崩壊すればたちまち集落が孤立してしまうほど、周りには迂回路がない。
(新トンネルは少し長い。旧トンネルは左に入ったところ)
(旧トンネルの風景。かなり古いトンネルらしい。ダンプ一台がやっとの幅しかない。)
旧トンネル内部は水がポタポタ。少なくとも昭和初期以前の造成と思われる。
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