山中峠と同じで、あまり深く考えないで命名された峠なのかも（失礼）しれない。
峠道の入り口は目立たないのだが池田町の名勝、梅田氏庭園のすぐ脇にある。庭園の標高が２３０メートル程度なので地図で見た限りでは、まさかそこから延々と続くとは思えなかったのだが、実際に長い峠道が存在するのだ。峠道の雰囲気はさしずめ折立峠か、宝慶寺峠のそれに近い緩急自在な舗装道である。
（自転車脇に見える祠が峠地蔵。500円ほどの賽銭があった。一応我々も増資しておいたが、誰でも簡単に盗めるなあ）
この峠、標高は手持ちの高度計で542メートルもある。反対側に下れば宝慶寺方面に至るが、わざわざこんな手の込んだ道を行かずとも、下界の県道34号線（宝慶寺線）から行ったほうが断然楽だろう。
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