関峠は県道225号線(旗護山トンネルができるまではR27だった)の坂を上りきったところにある。海抜は100メートルちょうどで敦賀からは随分と登ったようだが坂道は気にならない。この山並みは敦賀半島から延びてきた尾根で、この関峠以外は結構急峻なので嶺南地方の交通の大きな障壁となっている。

それ故付近の交通量はそれなりに多く、時たま大型トラックなどが旗護山トンネルを通らずに美浜方面に向かっている。加えてこの道は設計概念が古く、凡そ自転車が通りやすい道ではない。そのため峠を下るときは車と喧嘩しながら走らなければならず、ましてや美浜町に向かうとじきにはR27と合流するので更に危険度はアップする。

峠付近にお地蔵様があったので、とりあえず道中の無事を祈願した。

とはいっても、敦賀から若狭に抜けるには関峠、馬背峠もしくは旗護山トンネルのいずれかを通らなければならないので、斜面の難易度から考えればこの道がベストなのかもしれない。


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