堀越峠は、名田庄村と京都府美山町を結ぶ国道162号線、ちょうど堀越トンネルの手前から入る旧道に存在する。
福井県側からのアクセスは、堀越トンネル直前の小さなトンネルを抜け、眼上に望む鋭角コーナーに入ればよい。最初の200メートルほどはコンクリートの簡易舗装(とはいえガレキが覆っているが)で、舗装が終わるとひたすらダートが続く山道となる。
写真で見た感じでは結構厳しい道のようだが、実際は5度くらいの緩い勾配が続き、ダートとはいえども体力のロスは少ない。
(枯葉が覆い尽くす、閑静な林道だ)
この旧道は、他のサイトでも走行レポートがあるが(車&バイク)、MTBを駆るのであればさして難しくない峠道だろう。
(山腹より旧道を望む。判りにくいが向かいの山の中央が旧道だ)
この林道、地図の印象ではあまり長くないように見えるのだが、実はとんでもなく長い道で、峠頂上までに5キロ以上の距離がある。この距離は黒河、高倉に匹敵する長さだ。ペース配分には十分配慮すること。
さて、ようよう峠近くにもなると急カーブの連発となる。峠に着いたかと思うとまだカーブが見えてがっかりするくらい、なかなか峠が現れない。しかも最後はNTTの保線管理用道路もあるので(実は峠より高い位置に道がある)、その道を見たときにはがっかりしてしまった(峠道だと思ったので)。
となんだかんだで堀越峠に到着。峠にはなにやら朽ち果てた鉄柱があるだけ(昔の標識か?)で、祠もない寂しいところ。
(写真右側にある、クロスした棒が鉄柱跡。それ以外には目ぼしい痕跡なし)
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