ホハレ峠、珍しい名前だ。

由来は峠が峻険だったので頬(ほほ)が腫れるほどだったから、とのこと。
峠付近に行くときは冠方面から来た場合、藤橋村の開田から左に曲がればよい。

ここから緩やかなアップダウンの続く林道を10キロ強走れば峠の入り口の集落、門入(かどにゅう)地区に到着する。

(門入地区近辺の様子。 思ったよりも整備が行き届いている)


この地区、下のMapionで見てもらえば分かるように、猛烈な僻地にもかかわらず人が暮らしている(とは言っても夏場だけかもしれないが)。
早速ホハレ峠のことを老夫婦に聞いてみたのだが、

「あの道は人が行くような道ではないよ、やめときな!」

とのこと。

でも諦めずに奥の道に進んでみたが、そこでも林業関係者と思しき人に出会ったのだが…
「あの道は人が行くような道ではないよ、やめときな!」

と同じことを言われてしまった。

でも諦めずに、鎖をくぐって林道を目指したのだが…

(ホハレ峠の入り口、雨上がりの濁流が道の上を流れている)

さすがに諦めた。

我々も高倉→ホハレというコースを目指していただけに、大誤算のツーリングとなってしまった。


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