嶺南では黒河林道、粟柄河内谷林道と並び、有名な基幹林道である。

起点は世久見トンネル入り口を脇に逸れたところ。この道を入って20メートル位のところに獣除けのネットが張ってあるが、これは取り外し自由なので入山する際には紐を解いて門を開けばよい(閉めるのを忘れないように)。


(世久見トンネル手前に側道がある。開閉用の紐を自分で解き、入ったら縛る)

最初の2キロ程は舗装路で、世久見峠までは何とか登ることができる。世久見峠を越えて更に奥へ進むと、直ぐに荒れたダート道となる。このまま上り続けると、世久見湾を一望できる展望台に到着する(標高385メートル)。

ここは風が吹き抜ける場所で、日陰にいれば真夏でも心地よい。

(世久見から来るとここが最初のピーク。休憩するならこの場所だ!)

ここからは周期的に下って上っての繰り返し。全体的にはやや下り目か。

(このように所々で林道は分岐している。殆どの道が麓の集落に続いているので、迷い込んでも大丈夫)

林道起点から10キロほど入ったところで、若狭林道名物のビッグ上り返しが出現する。阿納尻から来ても、世久見から来ても、林道を走破するためには、どうしてもこの上り返しを越えなければならない。

(上り返し標高差は、田烏から205メートル、本保からは215メートル。写真は田烏側)

最大斜度は20%近く、カーブは少なくて日陰無し。2年前の真夏の炎天下、我々がバテた激坂である。この頂上が林道最高地点で、標高は手元の高度計で445メートル。

しかし、このポイントさえ乗り切ってしまえば、阿納尻までに目だった上り返しは存在しない。気楽に流せば5,6キロほどで阿納尻に到達するはず。だったが…

なんと、若狭基幹林道は現在、土砂崩れのために阿納尻〜本保間が通行止めになっている。

(阿納坂直前での崩落。通行止めの表示は全く無し。お陰で本保まで戻らされた)


ということで、残念ながら若狭基幹林道は通行止めとなっていて、全線を堪能することはできない。でも本保の分岐を下れば志積か奥本保に行けるので、大問題ではないだろう。


(林道終点。本来ならばこの場所に来れたはず)


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