二枚田幹線林道を地球とすれば、西郷は火星のような関係だろう。

二枚田の方は豪雨の影響で破壊されたとはいえ、国見岳山頂には風力発電やキャンプ場もあるし、全区間完全2車線舗装が施されているのだが、西郷の方はどうも途中で計画が頓挫したようで中途半端な状態と成り果てている。
だが、途中で舗装工事もしているようなので、ひょっとしたら10年くらい先には完全舗装路となるのかもしれない。この林道が開通し、二枚田が復旧すれば福井市大安禅寺から鷹巣海岸までの巨大な林道が出現するが、特に景観に優れているわけでもないので観光道路としての有用性は疑わしい。が、一般林道としてはやり過ぎの感がある。

(一光坂トンネルの手前にある別荘分譲地。ここから入る)

西郷林道の本当の入り口は二枚田林道起点の反対側にあたる福井市奥平だが、今回我々が選んだルートは越前西部林道4号線起点から入るルートである。

4号線に関しては複雑な開通状況なので(4号線のページ参照)本文では割愛させていただくが、最も簡単なアクセス方法は一光トンネルの清水町側、大芝山荘と記された看板のところを鋭角ターンするのがお勧めだ。この場所では別荘地を分譲しているが、正直な話、普通の車が無傷で来れるような場所ではないので、相当マニアックな人しか興味を示さないだろう。


でも、一光坂の上にこんなに美しいスポットがあるなんて、正直信じられなかった。特に見満ノ池は紅葉の盛りで、バックグラウンドの国見岳とのコントラストが素晴らしい(とは言っても越前4号線沿いにあるのだが)。

(見満ノ池にて。遊歩道は見える部分だけ)


(全般に緩やかなダート道。途中で舗装路になることもある)

西郷林道の大半は緩い上り下りが連続している。特に疲労感を覚えるほどではないが、舗装路とは言っても枯れ落ち葉に覆われて滑りやすい状態なので下りには気を付けたいところ。

福井市街に近づくと西郷林道の案内板があり、そこが終点(起点)となる。ここからは一般市道を下り、霊園を過ぎ、さらに猛烈な下り坂を抜ければ田ノ谷町大安禅寺に至る。


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