2005年8月、岩屋林道を再訪した。
昨年は豪雨、台風の当たり年で、ここ岩屋林道も台風23号の影響で路面状況はかなり悪化していた。
下のレポートにあるような、走りやすいダート道はすっかり影を潜め、今では余程気合の入ったオフロード車でなければ走破できないほどである。
河内南谷林道jも同様で、今回、我々は山中町からの帰還を目指したのだが途中で大規模な修復工事が行われているほど、林道の損傷は激しいようだ。

(2005年の岩屋林道。看板も流されるほどの雨だったようだ)
山中町側の南谷林道は、途中のダム湖も大きくて景色も良い。ただし、今年一杯は河川の補修工事が終わりそうにないので、一般車は通行できないだろう。
(ここからは2004年のレポート)
岩屋林道は、福井県上志比村の岩屋キャンプ場を起点とする福井随一の長距離林道だ。
当然ながら99%ダート道である。
そのためか林道ツーリストには非常に人気があるようで、ここから丸岡や石川県山中町に抜けるルートがよく利用されているそうだ。
岩屋林道自体は普通のロードマップにも道筋が明確に記載されているので、まず道に迷うことは無い。簡単にアクセスしたければR416の市荒川大橋を曲がらずに直進(実際は直進できないが)するのが良い。大橋辺りから北の方角を注視して欲しい。天気が良ければ、山の尾根沿いに一本の直線が刻まれているのが見えるはずだ。このインパクトは強烈。

(石川五右衛門にでも斬られたか?きれいなスジが一本)
大橋から林道起点までは約4キロ。少々ダート道も残っているが、林道内の登坂に較べれば大したことはない。

(以前に訪れたときは大雨だった。標高600mくらいで雷鳴が轟き、泣く泣く引き返した)
岩屋観音やキャンプ場管理事務所が見えたら、そこが林道の起点になる。最初の数キロは簡単な砂利道で、しばらく進むと坂の斜度も徐々にきつくなっていく。そして標高400メートルを過ぎたあたりで一旦下りとなる。道路状態が非常に悪いのであまりスピードを出さないこと。下りが終わった辺りで一旦簡易舗装となるが、上るにつれてフェードアウトするかのように消失し、以後は終点まで延々ダートの上り坂が続く。特にキツイのは途中の上り返しからの2キロ程で、目立った日陰は存在しないし、陽射しが照り付けるとまるで吹き曝しの砂漠地帯のようだ。
もうダメだ、と思った辺りで岩清水があるので、ここでしっかりと体をクールダウンしておこう。

(山斬り坂付近にて。強引に山の斜面を削って造った道路なのがわかる)
そこから数回カーブを曲がるとこの林道の名物、「山斬り坂」が出現する。実際に走ってみると思ったよりも単調な緩斜面だった。元気ならば20km/h位の速度で上ることも可能。ただし、距離は3キロ程もあるので、先々を考えれば無理をしたくないところ。
最後の最後で林道終点に到着する。ここには大きな記念碑が建立されているが、景色は想像したよりも良くない。残念

(きれいな説明パネルがある。でも休憩用のテーブルと化した)
岩屋の両サイドに大きな山があって視界を遮っているからだ。振り返ると山中へ続く林道が見える。少し下ってはまた上るような道筋だった。大分疲れたので今回はパスさせてもらおう。また、林道終点付近には他にも荒れた林道が一本あったが、これは途中で行き止まりになっていた。
というわけで、下りは丸岡河内南谷線を選択した。この林道、最初の1キロくらいは掟破りの荒れ道だったが、標高700メートルを過ぎた辺りからコンクリートの簡易舗装に変わる。多少の落石はあるが走り易いしスピードも結構出る。所々で川を渡るのだが、渓谷の景色が美しい。巨岩奇岩が所狭しと犇きあい、目覚めの床(信州は木曽の名勝)のようなスケールだった。

(渓谷という観点では、福井県でも有数の名勝。早稲谷レベルだ)
下りきったところで龍ヶ鼻ダムに到着する。ここからは完全な一般道。
基本的には丸岡から上って岩屋を下る方が楽だろう。しかし、全般に岩屋林道の方が斜度が緩そうだし、丸岡林道のダート道は状態が悪い。個人的には岩屋からの上りをお勧めしますね。
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